歩き方の分類
足の出し方 |
A 足を前に出す歩き方
(ももの前の筋肉)
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B 後ろ足で身体ごと
足を運ぶ歩き方
(ももの裏、お尻の筋肉
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足裏の
動き
筋肉 |
1
つま先から着地
ふくらはぎ
すね
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2
2踵から小趾側に
ふくらはぎ
外側
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3
踵から拇趾側に
ふくらはぎ
内側
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4
踵から外側を通って
ふくらはぎ
全般
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5
踵から趾の前まで
ふくらはぎ
着地部分にタコ
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重心 |
ア
前重心
腰ひざに負担
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イ
負担は少ない
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ウ
後ろ重心
腰ひざに負担
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足のラインもきれいになり身体の故障も少ない歩き方は B、4,イ
足の出し方
Aの歩き方はももの前の筋肉を使った歩き方で太ももが発達します
踵から下ろしてもつま先から下ろしても歩きを止める動きとなる為、
よほどスムーズに足首を使わないと、ひざや腰に負担をかけます。
Bの歩き方は足の裏の筋肉を使った歩き方で、ヒップアップの効果もあります。
ももの裏の筋肉の特徴で脚は太くならずにやや縦長の丸みを帯びます。
後ろ足で身体ごと送り出す歩き方は一番故障の少ない歩き方だと考えています。
足の裏の使い方
1のつま先からの着地はハイヒールやサンダルで歩き易く、綺麗に見える歩き方。
すねとふくらはぎを使いますので、
ふくらはぎまわりを細くしたい方は止められると良いでしょう
ふくらはぎ、足首が太くなります
2の歩き方は太ももとふくらはぎの外側を中心に使う歩き方なので
一番足が太くなる歩き方です。
また内またの方はこの歩き方が歩き易い為、お尻も大きくなります
外またなら足の閉じないクマみたいな歩き方になりますし、将来、尿失禁になり易くなります
3の歩き方はちゃんと歩くとねじれが生じるため、ガニ股または内またで歩くようになります
パンプスを履いた女性のほとんどがこの歩き方。
4の歩き方は、足本来の動き方ですがこの歩き方をする方は少なくなっています
ひざの位置がまっすぐでなければねじれてしまうので歩きにくくなってしまいます
この歩き方をすると土踏まずがきれいに出来ます(土踏まずの形通りの動きです)
踵からついて体重が乗るまでは足のやや外側を通り重心が乗ったところで
内側に入っていくような動きになります。
5の歩き方で外反母趾やタコ、魚の目など足のトラブルの歩き方
チョコチョコッと歩く方はこのようになることが多いです。
あとはどこの重心で終わるかでまた症状が変わります。
前後の重心
Aの歩き方でアの前重心だと腰を痛める。イだとひざが悪くなります
Bの歩き方では逆になりアでひざが悪くなり、イで腰痛。
重心は真っすぐが良い訳で、ひざが悪ければ悪いほど前かがみで階段を登る人が多くなり
さらに悪化させてしまう事になります。
最後に痩せたいのだったら歩幅を大きくすれば良いし、歩くのがつらいのなら歩幅を狭くすればよい。
楽に歩ける動き方は、年を取って歩くのがつらくなってからのが良いと思います
歩けるうちは筋肉を鍛えるような歩き方をした方が、歳をとっても筋肉が落ちませんので
長く健康でいられます。
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